FOR LIFE RECORDS SINCE 1975

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フォーライフレコードsince1975とは?
ロゴ
フォーライフレコードは1975年6月に、 小室等・吉田拓郎・井上陽水・泉谷しげるの4人のアーティストによって創設されました。 初代社長は小室等(1975~77)、二代目社長が吉田拓郎(1977~82)でした。

初めての「アーティストによるアーティストの為のレコード会社」 設立のニュースは世間を驚かせ、 フォーライフ・ロゴのプリントされたTシャツを着て街を闊歩する若者達が、 流行の最先端とされたのでした。

あれから32年が経ちました。 そして、小室等の新グループ“まるで六文銭のように”の新作リリースと、 原田真二のデビュー30周年記念盤のリリースを機に、 フォーライフレコードはレーベルとして復活します。 1975年設立当時の、いわゆる“家ロゴ”と呼ばれたロゴ・マークも復活します。
もういちど『私たちに音楽の流れを変えることができるでしょうか。』
フォーライフレコード レーベルプロデューサー 常富 喜雄 写真
フォーライフレコード レーベルプロデューサー 常富 喜雄
ムーブメントではない、継続されゆく「時代」とは ~フォーライフレコード・レーベル発足にあたって~

Golden Eraという英語をやたら目にするようになった
そのものずばり「黄金時代」
現代にはそぐわない言葉なのだろうが
何故か響きは美しい


1975年に始まったフォーライフレコードは
まさにそのGolden Eraの集大成だった
ビートルズの来日からわずか
10年後の出来事だったとは俄かには信じがたい
世界中に巻き起こったカウンターカルチャーの
日本での象徴にもなった


僕は翌年から吉田拓郎に誘われ制作人に加わった
彼のアルバムはもちろん
多くの作品や歌い手に携わった
そこで学んだ事は今の僕の全て
そしてまた再び
フォーライフレコードに係わるチャンスをもらった


30年前とは音楽,そしてそれを取り巻く環境は大きく変わった
もう自分の感性はかけ離れてしまったのか?
...そう思わざるを得ない時期も確かにあった
しかしかつてのアーティスト達と再び交わり
その音楽と息吹に触れるうちに
あの"黄金時代"は幻想ではなかったという確信が
止めども無く湧きあがった
そして今なお伏流水のように逞しく強く
静かに流れているさまを
この眼であからさまに見てしまった


もう決してムーブメントではない
だからこそその歌たちの素晴らしさは際立っていた


今またフォーライフレコードが静かに船出をする
そこには記者会見も大きな拍手喝さいもない
しかし大きな意味を持った出発だということを知っている
一見大きな時代のうねりに巻き込まれたとしても
その時代,その時代の,人々の思いは変わらないはず


表現したいという欲望は変わらないということ
そして手作りの音楽はそれで完結しているということ
歌い手がいて聴き手がいる。


そこに歌がある


そして僕達はそれを大事に運ぶ配達人なのだ
それが音楽造りの...レコード会社の
ひとつの意味あいだと今思っている


「まるで六文銭のように」の録音現場にいて
ふと感じた事があった
それは三人が確固たる自信を持って
お互いにそして自らと闘いながら歌っていたこと
新しい歌たちは見事に命を持ち
古い歌も目を覚まして微笑んだ


小室さんは30年前の記者会見の時よりもカッコ良かった


フォーライフレコード
レーベルプロデューサー
常富 喜雄